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ミラクルな人生@世界
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浴衣なんてご縁ないって思ってたけどさ。着付けめんどうくさそうだし、大学卒業のときの苦しい袴を連想させるから。

でも今度のドミニカ共和国派遣のときの文化紹介で着ることになって。

先日さっそく近くで購入して家で試着。

なんか慣れないからえらい腕が痛かった。腕上げっぱなしで着付けしてたから。

でも着てみて感動☆日本人で良かった↑みたいな。ちょっと自分の生まれた国に誇りもてます。

それから数日後に某花火大会に友達と行ったときに(この日は自分は浴衣着なかった。)浴衣着た女の子たちを研究してきた。どういう髪型が合うのかとか着方とかその他もろもろ。うん、勉強になった。

一回向こうで披露する前に日本で練習日設けよう~っと。

 

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8日目。

振り返れば、初日からずっと濃いスケジュールだった。

午前中は高床の元幼稚園の部屋を使ってみんなで振り返りタイム。

「どうしてこのスタディツアーに応募して、実際参加してどう思ったか又考えたか」

準備ができた人からみんなと共有する。別に言いたくなければそれでいい。

しばし沈黙の時間がゆっくり流れる。鳥の声と風で葉が揺れる音が近くで、小さい子供たちの声が遠くで聞こえる。私は鼻からそっと深呼吸をして・・・

「はい、じゃぁ私いきます」

正解も間違いもない。だって自分のことなんだもん。それでも伝えたいこと全部伝わるようにしたい、という気持ちのせいで緊張した。

私はこの国際協力スタディツアーへの参加を思いつきで決めたわけではない。自分が今まで歩んできた道とこれから歩こうと思っている道に一貫性を求めていたところにスタディツアーの存在を知り、できる限り自分のやりたい・試したいことが詰まっていたこのスタディツアーの企画を見つけることができた。スタディツアーを通して、これから歩こうとしている道は間違っていないと実感できたとともに、「一貫性」は焦ってみつけなくてもいいやと考えられるようになった。パランパラン(ゆっくり、ゆっくり)。ゆっくりゆっくり進めばいい、いろんなことにチャレンジしながら自信つけてけばいい。村の人々、現地スタッフ、企画スタッフ、参加メンバー、ボルネオ島という場所が私にそういう考えを授けてくれたのだ。

みんなと共有した話だったけど、今考えてみるとあれは自分に対しての確認だったのかもしれない。言葉に出すことによって自分のものになった気がした。

午後は夜にあるフェアウェルパーティの準備にとりかかった。旗を作ったり、それから歌(ラササヤン、チェリー、世界にひとつだけの花)と組み体操の練習。まさかここに来てまでも世界にひとつだけの花の振り付けをやるとは思ってなかった(笑)うちらが練習してると子供たちが寄り集まってきて一緒に振り付け練習してくれるの!

うちのホストファミリーのイジ~ちゃんは、私がさび歌って振り付けし始めると、かなりはりきって一緒にやってくれる・・・んだけど私がさびだけ歌ってイジ~ちゃんに踊りを促すと恥ずかしがってやってくれない。私の手を握りながら「きゃ~」って言って私の背後に隠れる。「花」は現地の言葉で「ブンガ」というらしく、「せ~かい~にひ~と~つだ~け~のブンガ~♪♪」って子供たちにいうとめっちゃはしゃいでくれてた。

話飛ぶけどロノイっていう5歳の女の子(かなりちっちゃい!)がいたのだけど、その子に「ピピ(ほっぺ)」って言うとほっぺに「ちゅ~」してくれるの。本当にかわいい!!お礼におでこにちゅ~してあげるとすごい喜んでくれる。

ナナ、ティガ、アラン、ギオ、イブ・・・忘れたくないな・・・みんな本当にかわいい子たちだったんだからっ。

フェアウェルパーティが始まると村の子たちと私たちが交互に出し物をして、各家庭のマミィたちが作ってくれたディナーをみんなでビュッフェ方式で食べた。それから仮装コンテストもやった。女の子はマレーシア伝統の男子の衣装を、男の子はマレーシア伝統の女子の衣装を着てそれぞれ入場してはポーズをとり、家族から決められた台詞をいい、退場するときもポーズをとりました。もう男の子たちの女装はかなり大うけでした。キモイけどすごい!!!あ、ちなみに私女子の部では1位とりました(笑)。だって前の日から家で予行練習させられてたも~ん。それにもともと声が低いのが功を奏したのかもね!

解散したあとは特別にこの日だけ24時まで発電してくれていたみたいで最後の家族団らんタイムでした。イヤンちゃんもイジ~ちゃんも途中まで眠い目をこすっておきててくれたのですが・・・その場でぐっすり夢の中へ。ダディとマミィと話してました。通訳役のイヤンちゃんがいないので伝達速度がかなり落ちたけどちゃんと意思疎通できてました。私がここに来てから習得したマレ~語の復習から始まり、今回の滞在での思い出や、私の恋バナや将来について話したり、マミィもダディも通風でときどき生活に支障をきたすという話をしました。特に寒い日(←日本人のうちらにとっては全然暖かくても)はつらいらしい。薬は処方してもらってるのか?と聞いたところ薬はないっぽい。逆に「市場には薬があるのか?」と聞かれてしまった。ある気するんだけど・・・

ダディたちが寝たあと、私はひそかに手紙を少ないマレ~語を駆使して書いてました。それからイジ~ちゃんからもらった折り紙で昔うちのママと一緒に沢山作ったことのある菖蒲の花と正24面体のクス玉を作りました。100均で買った懐中電灯の下で作業をやっていたため困難を極めましたが、みんなを喜ばせたいという一心で取り組みました。

そしてついにお別れの朝が・・・

 

 

 

7日目。

植林ラストの日はさぞかし感慨深い一日・・・と思ってたけど植林の最中はそうでもなかったな。え?なぜって??昨日はりきりすぎたせいで全身筋肉痛、そして全身倦怠感。そしてそして今日もやっぱり暑い。

途中子供たちがおやつ持ってきてくれたんだけど、彼等の目には私たちはどう映るんだろう??今は「木なんかその辺にいっぱい生えてるのにわざわざ遠いとこから木植えにきた変だけどよく遊んでくれる日本人のお兄さんお姉さん。」ってとこだろうけど(笑)でもいつか彼等が成長して色んなこと学んだときに良かれ悪かれ違う見方になるんだろうな。

自分にとって今回ラスト一本の植林は、苗木を植える穴のすぐそばに蟻の行列があって、そっちの方がかなり気になって感動に浸れなかった(笑)。

でもその後の丸太渡りで感動した。ほっそ~い丸太か入り組んだ複数の丸太を歩いて川を渡らなければ村に帰れない。私は行きは安全そうな入り組んだ複数の丸太を選んだんだけどチャレンジャーたちはほっそ~い丸太を選んでて、渡り終えたときの達成感がめっちゃ気持ちよさそうだったので帰りは丸太にチャレンジしてみました。

でもいざ目の前の丸太を渡るとなると突然足が震えだして、みんなみたいにすいすい渡れない・・・。カニみたいに横歩きでちょこちょこ進むしかできない。それでもみんなの応援してくれる声が聞こえてきてそれで踏ん張れた。一番格好悪く渡ってったけど向こう岸についたときは拍手が巻き起こった(笑)。私の人生ってこんな感じかもしれない。周りに助けられて生きてる。

晩御飯のあと、村でとれたてのドリアンを食べに外へ出ると・・・

生まれて初めて見る星空が!!!

もう、言葉にならないくらい美しかったですっ。星って本当にまたたくんだって実感しました。天の川がばっちし見えて10分の間に2回くらい流れ星見ました。最高っの贅沢な時間です。

タイ・ビンタン。流れ星っていう意味らしいけど本当はビンタンが「星」でタイが「う○こ」らしい。「星の落し物」・・・なんて夢がないんだ、と教えてくれた現地スタッフの人はため息ついてました。

そしてドリアンですが、初めておいしいと思えました。みんなは結構びっくりしてたけど。過去に塾の先生が旅行でドリアンチップやらドリアンあめを買ってきたけど、あれはにせもの!!そしてレストランで食べさせてもらった冷凍ドリアンもにせもの!!確かにこの数年で私の舌はコーヒーもビールもおいしいと思える舌に変化したのかもしれない。今回食べたドリアンは濃厚なコーヒーって感じでした。いや、本当に!

でもそのあと自分のゲップがたまらなく臭かったのもびっくりしたけどね。

実はホームステイ先のマミィにドリアンの種(ビジ)を持って帰ってくるように言われてて、なんだろう?って思って持って帰ってマミィに渡すと・・・

「この種は明日植えるわ。そうすれば今から5年くらいしてあなたがココに戻ってくるころにはうんとドリアンの木は大きくなっていて実がなってるはずだからその時にみんなで一緒にドリアン食べましょう!だからあなたは5年後ここに戻ってくるのよ。」

っていうニュアンスのことをマミィは言ってました。だからドリアンは私にとってreminder。大切なタイムカプセルと化したわけです。

5年後かぁ。

 

6日目。

今日は植林の作業にプラス草刈をしました。草刈っていうよりは草を薙ぎ倒す作業。

「パラン」っていう平べったい剣を振り下ろす勢いで草を薙ぎ倒す。草に対して入射角が51度ののときもっとも効率良く倒れるらしい。???本当かぁ!?まぁいいや。

思い切りストレス発散になりました。めんば~に

「gomacchapurin、こわ~い。相当ストレスたまってるんじゃん??」

って言われたほど頑張りました。

「花嫁修業よ♪」

って返しておきました(笑)

でも冷や冷やだったのが、この草刈実は前に植林された場所で植林された木の成長を上まるスピードで雑草が生えるために行われているんです。苗の救済です。ってことはよ~く注意して草を刈らないと折角頑張って成長してる植林された木も一緒に刈ってしまうことになるんです!!

この日は前の日とは別の苗木、「ゴムの木」の苗木を植林しました。これがゴムの木になるのかぁ・・・ってしみじみ苗を見てしまいました。だって明らかにゴボウなんだもん。ゴボウの先にちろっと根が生えているくらい。

ちなみに今まで外気温のことあまり触れなかったけど・・・たいてい30℃くらいの炎天下で作業してました。ので、作業している間だけでも1.5リットル以上は水摂取してました・・・。

家に帰ってくると子供たちが待ってました!!と言わんばかりに手をひっぱって広場につれてかれました。「gomacchapurin, マイン!!」(遊ぼう!!)って。疲れたなんて言ってる暇はなしっ(笑)。自分でも驚くくらい力めいっぱい出して走って、遊んで、叫んでました。

この夜もトランプのマジック&折り紙を伝授しました。家族全員真剣に見て学んでくれてました。でも電気が消えると、ぐっすり夢の世界へ入ってしまったぁ。

5日目。

朝は、マミィの料理する音(基本揚げ物の音)とニワトリの鳴き声で起きた。

今日はこのツアーのメインイベントでもある植林初日!支度にも気合が入る。集合場所でみんなと合流して最初に向かったのが小学校。

基本電話があまり通じない場所なので、小学校訪問の約束は取り付けてあるものの具体的なプログラムは何も用意されていない。・・・ので全て即興。とりあえずわれわれは日本人の久々の訪問客らしい。明らかにしばらく使っていなかったっぽいメンテされていないマイクやらスピーカが登場してきた。現地スタッフの方がアイスブレイクとしてユーモアのあることを2つ3つ小学生や教員に言うと一斉に笑いが起こった。すごい能力だなぁ、私もほしい!!

そのあと、小学生たちが私たちに歌やダンスのプレゼントをしてくれた。ダンスは結局みんなで踊ることになったんだけど(笑)マレーシア伝統の踊りなんだって。お礼に私たちはそこの小学生たちも知っている「ドラエモン」とかKiroroの「未来」とかを歌った。あとは時間の許す限りハンカチ落とししたり、みんなで円になってただ遠心力に任せて回り続けたり、マイムマイムしたり・・・。本当、言葉通じなくても小学生たちは一生懸命わかろうとしてくれるし、うちらも必死になってわかろうとする。たぶん、時間が限られていてその中でお互い精一杯何かを得たかったんだと思う。

「何」かは人それぞれだと思うけど。思い出、新しい遊び、経験・・・私はそんなところかな。

即興授業もやった。難しかったよ~、何教えていいか最初みんなわかんなくて(笑)小学生は真剣にこっち見てくれてるけど・・・うちらが受け持ったクラスでは結局最後は日本語の数字を伝授しました。一生懸命教えて、覚えてくれるとめっちゃうれしいです。

小学生とお別れしたあとは材木工場の見学(植林する苗を育てているところ)してからマミィの作ってくれたお弁当を食べていざ植林へ!

まずはトンバックという細長~いシャベルみたいなので穴を掘って、肥料をまいて苗を埋める。想像は一応していたけど、実際やってみるとめっちゃ感動する。大量消費国に生まれ育ちエコは大切だと思いながらもエネルギーや資源の無駄遣いを平気で行ってきた自分。植林していて地球への懺悔の気持ちもありました。そして持続性社会実現のために貢献できる喜びもありました。あとは・・・普段無機的なものに囲まれて生活しているので、永遠に広がる大空のもと大地の温かみを感じながら苗木という若い生命を自分の手で植えている自分がとっても贅沢しているような気分になりました。

植林して結局何になるの?いまさらそんなことしたって地球の未来は暗いよ。って思う人いるかもしれないけど病気の人に「人間どうせ死ぬんだよ、生きたって無駄だよ」って言ってるのと変わらないですよね??そんなことないでしょう。無駄なわけない。何故って?それは・・・「人間はどこから来てどこへむかっているのか?」っていう問いに結びついちゃうから私がぽんと簡単に答えられるはずがないんだけど。まぁ自分がその答えを見つけられなかったとしても自分の子供、子孫が見つけるかもしれない。そうとなれば人間および地球が存続する必要があるから延命措置のひとつである植林にだって立派な意義があると考えられるよね。

夜、寝てると顔の周りに蚊が「ぷ~ん」って飛んでる。刺されたくない!と思って半分ねぼけながらとった処置は虫除けスプレーの顔への直噴射。

 

4日目。

今日はいよいよメンバー各自がばらばらのホームステイ先(2人1組のところもある)に散ってゆくとあって些か緊張ムード漂う。

最初は油ヤシ農園工場見学へ。苗木が育つ過程から実を実際に落として油抽出に至るまでの全てを見た。何が一番感動したかって、機械の馬鹿でかさ!!血が騒ぐ!(なんのだろう??)一時間に45㌧も油抽出してるってすごいよね!?環境基準が厳しくなったらしく、この工場でも汚水処理には相当気をつかっているよう。CSRの一環かしら・・・。汚水分析専門の科学者までいた。油を抽出する過程で、焼き芋みたいな香りがするときと家畜の糞尿の香りがするときがあって結構複雑な気分でした。匂いは結構ネックになる。

その後、ジャングルの中を運行する鉄道に乗りました。これでホームステイ先の村へ向かうわけです。とちゅう、云十年前に日本のトビシマ建設が建設した水力発電所とダムを見ることができました。見た目にも十分その歴史が伝わってくるくらい古かったけど、今も現役で人々の生活を支えていると思うと感動せずにはいられませんでした。この鉄道、座席が硬くてガタンゴトンするたびにお尻が痛かった・・・。けどのんびりのほほんと(ちょっと暑かったけど)外の景色を眺めたりうたた寝してるとなんとも幸せな気分になりました。

さて村に着き、いよいよホームステイ先のホストファミリ~とのドキドキの対面式!みんながそれぞれのホストファミリ~に引き取られていくのを見ている時間は相当長かったです。やっと自分の番が来たときは本当にスローモーションに感じました。ホームステイ先のダディと握手をしてやっと時間が溶けたとでもいいましょうか(笑)私のホストファミリ~は6人家族。だけど実際にいたのはダディとマミィと娘2人。上のお姉ちゃん2人は都市で仕事したり大学行っているみたい。特に大学生のお姉ちゃんはエンジニア!家のホワイトボードには懐かしい物理の公式がいっぱい書いてあった。

家に着くとさっそく「マンディ」。マンディは風呂。掘っ立て小屋の中に雨水が満たされた桶がおいてあって、その中に小さなバケツがある。さらに小屋の中にはランプがおいてあってなんとも幻想的な空間。こんなに水の量気にして風呂入るのは初めて(笑)けど、日中が暑かったから心地よかった。マミィの料理作る音、ご飯の匂い、子供たちが話す声、他のマンディ小屋から聞こえるメンバーの感嘆する声・・・なんかわくわくした。マンディ小屋から出ると娘2人のうち一人(イヤンちゃん)が懐中電灯もって待ち構えていた。

「パランパラン」

って笑いながら言って来る。パランパランは「ゆっくり、ゆっくり」という意味らしい。足元が暗くて良く見えないからそう言ってくれてたみたい。なんか「ゆっくり」って言葉久々にきいたなぁ・・・なんて思ってたらマミィが

「gomacchapurin, マカン!!」(ごはんよ~、食べなさい)

って。食卓を見ると家庭料理がいっぱい。ダディまで出てきて「明日から植林するんだからたくさん食べて体力つけなきゃね☆」的なことをマレー語と英語とジェスチャーで言ってくれた。

ごはんの後は他のメンバーがいるお隣さんちへ。

帰るとすぐに電気が消えちゃったので、ランプの周りで談話。夜食まで出てきた。

なんかこんな環境初めてだぞ!!

 

3日目。

相変わらず暑い。そして皮膚が焼ける感覚がめっちゃわかる。

でもバスの中は涼しいんだなぁ。けどでこぼこ道が多いから何度も体が浮く。何でかわからないけど左右にも体振られる。というわけで久しぶりに酔い止めもらいました。(笑)今日まず最初に行ったのはキナバル山が目の前に見える村。キナバル山は飛行機の上からも見た。雲の上に頂上がチョコンと見えたの。リバークルーズのときも見た。満月と一緒に見たの。けど今日みたキナバル山の方がインパクトある。だって目の前に見えたんだもん。

キナバル山のあとは日本軍が開拓したポーリン温泉へ。硫黄泉で混浴(うふ)。でもね、日本みたいな温泉のイメージとは違って現地の人は水で薄めてジャグジ~みたいにして水着で入ってる。ってことはキナバル山は活火山なのかぁ??昔現地の人はこの硫黄泉を毒の水だと思っていたらしく、この硫黄泉を見つけて喜んでた日本人を不思議に思ったらしい。温泉入る前に一汗(冷や汗??)かきましょうってことでキャノピーウォークウェイへ。

キャノピーウォークウェイは、原生林内の樹幹に張ってあるつり橋のこと。地上45m!!原生林とジャングルの違いを教えてもらった。原生林は人の手がほとんど入っていない。対してジャングルは人の手が入ってしまっている。見た目的には何が違うかというと原生林は木の高さがそろっていて葉っぱははるか上の方で隣の木とバランスを保ちながら生い茂っている。これが上空から見るとクラスタリングしているように見えるらしい。原生林のあるところの地面は落ちた葉っぱが堆積しているので雑草が生えにくく簡単に歩ける。対してジャングルは高さがまちまちな木が混在していて雑草も生い茂り、ジャングルの中を100m歩くのに1時間かかるような状態らしいっす。

つり橋を支えてる木だけどものすごく太くて、表面を触ると温かみがあった。話脱線するけど、世界最長寿の木はカリフォルニアにある樹齢7千歳の木らしい。セコイヤかな??かなり太いって言ってたから・・・。見てみたいなぁ。原生林ができるまでのプロセスを聞いたらめっちゃ気が遠くなったよ。まずは樹齢数十年の木がニョキっと生えて、そのフモトに樹齢数百年の木が芽生えその木が成長すると同時に樹齢数十年の木が倒れ、樹齢数百年の木が大きくなるとそのフモトに樹齢数千年の木が芽生えその木が成長すると同時に樹齢数百年の木が倒れるみたいね。切るときは一瞬なのにね。話聞いていてなんだか切ない気分になった。

さて温泉は・・・日本の温泉の方が落ち着くわ。だって暑いときに熱いのに入ってもなんかなぁ。でも温泉の横にはプールもあったからプールも泳いだりして爽快でした。

夕食は夕日が沈む瞬間が見える海の近くの屋外レストランで。夕日が沈むの見てるとほんと時がたつのは早いんだなぁって思ってしまう。サテがまじうま!!中国の旧正月の関係で遠くの方で何箇所も花火打ち上げてた。みんなはしゃいでた。私もはしゃいだ。「このシーンってANAのCMに使えるよね!!?」って。

夜はコタキナバル市内をぶらついた。夜のマーケット、かなりにぎわっていた。あの熱気が好き。うちらは食べ物のマーケットをメインに散策した。1RG(約30円)でドーナッツ10個以上くれた。アンドーナツ、ピサンゴレン、あとなんだっけ?とにかくいっぱい入ってた(笑)。ライチみたいな食感なんだけど、味がグレープフルーツで見た目が小ジャガイモのフルーツもおいしかったなぁ。果物屋のおっちゃんめっちゃ気さくな人だった。日本語一生懸命覚えようとしてて、「これくだもの?たべもの??」って何回も聞いてきた。言葉は基本通じないんだけど、お互い知ってる相手の国の言葉並べてジェスチャーだけでもずいぶん意思疎通できたなぁ。その意思疎通した瞬間が至福のとき!ってわかる??

テリマカシ~(ありがとう)-サマサマー(どういたしまして)

何回使った(言われた)だろう!?

明日からいよいよホームステイだ!!!

 

2日目。まずはWWF野鳥公園へ。

野鳥公園なのだけど、マングローブの中を歩けるようにボルネオ鉄木の歩道がある。その歩道を道なりに歩いていくと野鳥を見れる掘っ建て小屋みたいなのがある。野鳥をたくさん見るのならば暑くない早朝もしくは夕方が適しているみたい。

ここではマングローブについての説明を受けた。マングローブはマングローブという木の種類があるわけではなく、淡水と塩水のちょうど入り混じるところに生息する木のことをさす。だから色んな種類がある。葉っぱや根っこを見て見分けられる。2004年12月27日のスマトラ沖大地震で津波被害をもろに受けた場所はこのマングローブの破壊が進んだところとのこと。マングローブには津波のエネルギーを分散させる役割があるんだって。

野鳥公園のあとはサバ州の大学へ。この大学には理系しかないらしくJICAなどとプロジェクトをくんで研究とかしてるみたい。大学の先生がパワポを使って研究内容を説明してくれたんだけど、その先生大風邪ひいてて苦しそうだった・・・。聞いていて面白かったのが、世界の薬のだいたい7割は熱帯雨林から作製されるらしく、今後はサステイナビリティの意味もこめて熱帯雨林の伐採ではなく薬の原料となる植物を育てることを促進するらしい。製薬業界のこれからのトレンドみた~い。大学は海の本当に近くで南国ムードが出てて素敵だったわぁ☆弟の通ってた海の近くの高校も素敵だったけど。歴史のある由緒ただしき学校より実は自然と隣り合わせの学校のほうが私好きみたい。(笑)

大学見学のあとはコタキナバルで一番最初にできたマックで昼食。ドアのところにハラル認定マークがついてました(豚肉を使用していない、またそれ以外の肉には祈りが捧げてある)。ユダヤ教のコーシャ認定マークと同じね。マックたぶん5年ぶりくらいに食べたけど・・・おいしかったよん。

次につれてかれたのはコタキナバル市のゴミが集まるゴミ山。本当に本当に本当に耐え難い匂いでした。おそらくゴミの匂いで気分が悪くなるなんて滅多にないこと。小刻みに呼吸したってゆっくり呼吸したってその匂いのインパクトを変えることはできませんでした。あと10分長くいたら間違いなくアウトだったと。でも目の前にあったのは現実。分別もされずに次から次へとゴミを積んだトラックが敷地内に入ってゆき、鳥だの野良犬だのがゴミにたかり、スカベンジャーたちが金目のものを目当てにゴミをあさる。こんなの絶対地球環境に悪い!!ってうちらは理解していても現地の人たちにとっては理解できない。それは知力ではなく知識の差。もっともっとたくさんの現地の人に地球の現状を知ってもらって知識を共有し一緒にサステイナビリティ目指さないと・・・。またそれが途上国の犠牲の上で成り立っているうちら先進国の使命だよ。

ゴミ山のあとはマングローブ林リバークルーズ!船上の風でゴミ山で服に染み付いたにおいがとれることを祈りながら・・・水上生活している民族がいる。彼らは循環型生活をおくれている。テレビとか冷蔵庫とかそんなの全然ない生活だけれど自給自足し、ゴミをほとんど出さずに暮らしている。そんな彼らの気質は・・・荒い・・・らしい。水上に住んでいるが故、緊急事態のときには一瞬で判断する能力があるからだそう。つまりいつでも戦闘体制になれるってことね。

おおっきな夕日がマングローブ林に沈み、4000m級のキナバル山には満月が昇った。マングローブ林をよく見てみると蛍がいっぱい!!これが新月の夜だったらもっといっぱい見えるみたい。船頭さんが蛍をつかまえてそっと私の手にのせてくれたときの感動を今でも忘れません!日本やアメリカにいる蛍より全然小さいの。かわいい。でも一生懸命光ってる。スタディツアーで来てるわけだけど、ただの旅行よりも贅沢な気がしてなりません。

関西国際空港初デビュー!!

上本町駅から関空に向かうバスの中、窓の外ずっと見てたけど実は景色はあんまり目に入ってなかった。これからどんな人たちと出会ってどんなストーリーを描くんだろう!?って考えるだけで心臓ばくばく。

関空に到着するとそこには知ってる顔が。こないだの大阪研修で会った人たち。でも研修で会わなかった初対面の人たちも。それでも気づくともうみんな打ち解けたりして(笑)数分の間で二十数人の名前を覚えるなんて初めてかもしれない!

コタキナバルはマレーシアだけど、マレーシア半島の右下にあるボルネオ島の北部なのだ。関空からの直行便で約5時間でした。コタキナバルにつくとさっそく熱気と湿気が襲ってきました。なんたってこの季節日本の3倍の温度がありますから・・・(30度)。

コタキナバル市内は、車多いです。のら犬も多いです。ようやく予防接種をしてくれた医者の言ってたことが身にしみてわかりました。狂犬病注意!ってね。横断歩道がない。だからタイミングを見計らって横断するんだけど・・・こんなスリリングな横断はイギリス旅行以来でした。唯一みつけたりっ橋は階段に手すりがない。マレーシアはマレーシアでもクアラルンプールとはだいぶ様子が違いました。新鮮新鮮。

海鮮屋台で夕飯をとったあと、ホテルの近くにあるショッピングセンターへ買い物に行きました。結構大きなショッピングセンターだったけど、途中ブレーカーが落ちて停電しました。店の人に聞いたら「しょっちゅう起こる」とのこと。エレベータの中に閉じ込められてる人がいて、暗闇の中で会計をする自分がいて、暗闇の中なのに何もなかったかのように接客する店員がこれまた新鮮。

今日一番驚いたことは・・・シャワーはお湯がでない。温度は日本の3倍あるけどさすがに夜なのに水は寒かったです。けど、ホームステイ先でのお風呂(マンディと呼ぶ)は基本水浴びなので特訓のつもりでがんばりました。心頭滅却すれば火もまたすずし???心頭滅却すれば水もまた温かし???

2007年3月2日~3月11日までスタディツアーに参加していました。

「スタディツアー」とはなんぞや?と思われるかたへプチ解説。スタディツアーとは、主に国際協力を実際に途上国に出て勉強&実践するツアーのことをさします。主催する団体は国際機関であったり非営利法人であったり。私は今回NPOのスタディツアーに参加しました。その記録をちょっとずつブロギングしたいと思います。

まずはスタディツアー前日から。

明日は関西国際空港からコタキナバル空港へ向かうので大阪に前日入りした。ついにこの日がやってきたなぁ、ってかんじ。勢いで参加を決めたわけじゃなくて自分が果たしてこの国際協力に肌が合うかどうか知るという意味での「自分への挑戦!」と思って参加を決意したのさ。今からエキサイティングしてます。

東京から新大阪行きの新幹線の中ほとんど寝てました。登山用のリュックを貸してもらってパッキングしたんだけどめっちゃ重い!!重みがすべて楽しみに変えられるとよかとです。花粉症が昨日の夜よりひどくなってます。今年は少し開放にむかっていたと思ってたのになぁ。

上本町の駅はでかいです。でもあまり人がどこのお店行っても見当たらない。10日間あまり和食たべられなさそうなので敢えてトンカツ食べに行きました。豚肉も食べられないだろうし。あちらこちらから聞こえてくる関西弁にちょっと感動。研究室のひとたちはキモイってゆーけど、私は学部時代、関西人に囲まれて生きてきたからむしろ楽しい。

夜、マレーシア語を勉強しようと思うけど・・・睡魔に負けるだろな。さっそく肩がいたい。不安と期待でいっぱいいっぱい!!

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