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ミラクルな人生@世界
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実はこの1年内に3回も名古屋に行ってる。

だんだん名古屋の地理がわかってきた。やったね!(?)

今回は自分は発表しなかったけど、プラズマ漬けになれるのももうそんな回数ないかなぁ、って思いから行ってきた。

プラズマはプラズマでもお馴染みのプロセスのプラズマだけじゃなくて今回は特に宇宙プラズマとか核融合プラズマとかスケールのでかい話があったからすごい楽しみだったの!(むしろそれだけが楽しみだったって言った方が正解かも)

もちろんお気に入りの「オーロラ」の発生に関する話とかあって満足でした。

そして来月は学生生活最後の学会が待ってるよう。楽しめますように・・・いや、必ず楽しんできます。


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学生としては最後の国内学会に参加してきました。

そして「講演奨励賞受賞記念講演」という栄えあるステータスでの講演でした☆

無事に終わってよかった・・・

ボコボコにされないでよかった・・・(っていうか自分が時間配分まちがって質問あんま受けられなかったのはどうかと思ったけど)

そして何より自分の研究室に貢献できてよかった・・・(うちの研究室はドクター以上の人たちかなり賞をもらってるから自分もらえなかったら肩身狭いっす。)

マスターの子たちの発表見てて、自分も昔あんな感じだったなー・・・。って懐かしがってましたがな。すげーういういしい。きっと先生とかから見たら学会に来て発表する人たちの9割以上に対してそう感じるのかも。(いじめがいがあるわけです)

もう何回か発表の場数踏んできたつもりだけど、やっぱまだ発表前のものすごい緊張感はどうにもなりませんOTL。マシになったのは開始してから緊張が溶けるまでの時間が早くなったことかな。「おばま」さんとかは緊張するのかな。

来月はドク論の中間審査会があるよ。

こっちはぼこぼこにされるのは確実。(笑)

どうやってのりきろう。





「DSCF0909.JPG」をダウンロード 時差ぼけきっつ~。

先週の土曜日早朝に2週間の海外学会遠征を経て戻って参りました~。

アメリカから帰ってくるときよりきっついわぁ。おかしぃなぁ、食事の時間はドイツ・スイスとほとんど変わらないのになぁ。でも向こうでもハチャメチャな生活してたから・・・。それに緊張の糸がいっぺんにほどけたのかも。

おかげさまで、学会オーラル発表及び2回に渡るセミナー発表は無事終わり、良いコメントを沢山いただきました!!一体私は何人の人たちにお礼を言ったらいいことやら・・・この場を借りて深く感謝いたします。ごっつきっつぃ質問が飛んでこなかったからよかったけど、もうちょっと勉強しなきゃなぁって思います。いつも思うんだけどね。私「のどもと過ぎれば~」っていう人だから(笑)

でも今回一番良かったな、って思えることはちっちゃいけど揺ぎ無い自信がついた!!

学会発表終わったとき、一瞬小学校のころアメリカの現地校でほぼ毎週クラスメートの前に立ってなんらかの課題発表して得意になってた自分が蘇った気したの☆ここ一年のトラウマに打ち勝てました・・・!

また、出発前に大切な人たちからもらった餞の言葉、発表直前まであった研究室の仲間の励ましと、学会で友達になったこたちからの応援が「緊張」を解く一番の薬だったよ!みんなありがとうねぇ!!

学会終わってから先輩の留学先のスイスで研究所まわりをして研究分野情報収集してきました。公私の時間がはっきりくっきりわかれている向こうはメリハリがあっていいなぁ・・・って思いました。環境もかなり良いところだし。先輩の上司はみんないい人たちばっかだし!でもやっぱ一人で新しい環境に置かれても適応できる能力はかなり優れていないときついな、って思いました。その点その先輩は十分そのキャパがある人なので問題なし!!

つくづく思ったことは、18年前、うちのパパとママの庇護のもとアメリカでヌクヌクと育った私はかなりアマちゃんだなぁって。食って、遊んで、学校行って、寝て、けんかしてるだけでも生きていけたのはパパとママが慣れない土地でもそれぞれの役割をきちんと果たしていたからこそ。そのストレス(いや、ストレスとして感じないのかもしれないが)を考えると相当なものではなかったのだろうか??一人の管理ならまだしも、自分の子供たちもってなると・・・今自分ができるかと言われたら結構きつい。

予定かなりきつきつの2週間だったけれど、それなりに観光も楽しんだし時間の経過とともにこの経験が輝いてくるように思えます。それに、よく考えてみたらまた一つ夢叶ってたよ!海外に自力で行ってプレゼンテーションするって夢ね!!

ゴールデンウィーク中だというのにくそ忙しい。

要領が悪いからかなぁ。

今日週始めミーティングはしょっぱなから遅刻(笑)そっからメール処理→ポスター修正→パワポ修正→調べ物→発表練習→パワポ修正→調べ物→…

あ、そう言えば帰ってきたらすぐ報告会があるんだっけ…、私は学会報告だけでいいけど私の直下後輩君はこのままだと放置になってしまう…ってなわけで後輩君に私の留守中にやっておいてほしいことを伝えておきました。期待してますぞよ!!

→メール処理→まずい学食→先輩お手伝い→帰宅→これから暗記づけみたいな。

唯一の救いは学会中に締め切りがくる学○の申請書提出、出発前までに用意しなきゃ!って焦ってたけど、先に帰国するとってもとってもとってもと~~~~~っても後輩思いな先輩様が私が学会中に資料だけ作製しておけば代わり提出してくれるって!!もう本当に救われますの世界だよ。

「よかったぁ、これで暗記に全力投球できるよ」

って言ったらその先輩は

「ちげぇ、そもそも優先順位は学会だろぅっ!?学○なんてあたるかどうかわかんないだろ、そんなのに時間つぎこんでどうする。」

って。確かにだよ!それ確かにだよ!!!私やっぱバカだわぁ。

バカで思い出した。関西出身のうちの彼は「バカ」って呼ばれると相当切れる。「アホ」の方がマシみたい。

あぁ。いいなぁ・・・彼は今頃南国でGWを楽しんでるんだろうなぁ。

いよいよ人生2回目の国際学会が近くなってまいりました。

わくわく楽しみ!って気持ちと、ど~しよ~~~~~~っ逃げたい!!っていう気持ちが40対60くらいでごちゃまぜになってます。

今度はポスターとオーラルどっちもやります。ポスターは自分の修士の仕事だから少し気が楽だけどオーラルは・・・オーラルは・・・on the behalf of my colleagueです。彼の名に泥を塗らないように精一杯頑張ります。悪い言い方をしてしまうと他の人の褌で相撲をとる状態なんだけど・・・。良い言い方をすればその子に修士時代ぷらずまトーチの作り方を始め、人生相談までお世話になった感謝をするつもりで発表します。

ポスターとオーラルで終われば少しは長く生きれたかもな。そのあとに某研究機関にて「セミナーで講演」という非常に光栄でありながら寿命が縮まるようなことをすることになりました。

私と後輩がするんだけど、この後輩君はめちゃくちゃ馬力がある子で、なんでもやると決めたら最後までやりぬく頼もしい感じの子です。私はとてもとても・・・

心臓がいくつあっても足りないよ。

ゴールデンウィークって何??

昨日はお昼すぎた頃に

「さて…学会行くかぁ」

みたいな感じで出かけました。荒川沖駅で降りて「そういえばまだ昼飯食ってないな」っていうことで食事できそうなところ探したんだけど…あまりにも閑散とした駅なのでちょっと不安になりました。それでもなんとか一件見つけました。

「コトブキ」

あんま期待できないけど、そんな贅沢言ってられなかったんで入りました。ところが!!!!!!!すごいすごいすごーいおいしかったの☆ランチ注文した人は100円払えば自家製ケーキがつくんだけど、はじめは食べるつもりなかったのについつい頼んでしまったくらい。そして案の定ケーキも激ウマ!去るとき思わず店の人に

「とってもおいしかったです!」

って言っちゃった。恐るべし荒川沖駅。誰か行くことあったら是非立ち寄ってみて!!(あんのか?)

そっから会場のあるS研究所に向かいました。うちの先生の発表聞いていよいよ先輩とポスター発表。初めてだよ、ポスター会場にオードブルがごっそりあって、発表者もお客さんも食べながらディスカッションするなんて…
(^_^;)

最初は私も躊躇したけど、最後の方は

「それはですね、(もぐもぐ)これらの優位性により(もぐもぐ)得られるんです」

なんとも失礼な(笑)発表してました。しかもほとんど自分の研究事情知ってる人達ばっかだったから超楽しかった。共同研究先の先生とか、

「ん、まとまったみたいね、よかったよかった!」

って言ってたし(笑)
いつもこうだったらいーのに

こんなにテンション上がらない学会初めてだよ。まぁポスターだし、人あんま来ないって聞くからだと思うんだけど。

 今日はそのポスターを印刷したあと大急ぎでResearch Assistant(RA)採用の説明会に行ってきたんだけど・・・しょっぱなから遅刻しました。しかも16時から17時っていうから15分の遅刻はあんま痛くないだろう、って思ってたら16時20分くらいに説明会が終了しました。(爆)私はなんのために高い交通費払って来たと思ってるんだ。(遅刻したのは私が悪いのは確かだけど、遠隔地のキャンパスにいること、バスも電車もちょうど来ない時間帯だったということ、一駅寝過ごしたってことを考えると切れて当然のことであって・・・???)

 またその申請書に書かなきゃならないことがマジ勘弁。自分の研究と強相関物理をリンクさせて書けって。強相関ってなんだ?Would somebody kindly tell me what the heck is 強相関物理!?

強相関:強相関とはクーロン相互作用が極限的に強く、電子がモット(Mott)転移 で局在するような状況を意味している(google searchより)

Huh!!!!!!!!!!!???

Mottってなんだ?マネジメントオブテクノロジーの進化系か?もう、どうでもいいよ、そんなん知らなくったって生きてけるよ。

とまぁ、かなりぶち切れモードで同期にも八つ当たり風に言ってしまったんですが、彼も

「そんなんオレも同じだよ。無理やりリンクさせるんだよ。」

って言ってるのを聞いてちょっとはおさまりました。うちの先輩(この申請書経験者)にも聞いたところ

「オレも未だわかんねー」

って言ってました。けどやっぱ学科一頭良い先輩・学会にて賞を取る先輩・我が研究室期待のホープ・ミニ先生だけあってその辺は実に上手にリンクさせることができています。

へのへのもへじ書いて提出したい気分。

811日…

              ついにやってきた!自分のポスター発表の日。思えばアブストを提出する前から長かった。アブスト・レジスタリング(登録)・プロシーディング・海外航空券/宿手配・ポスター作り・ポスター発表練習…どれ一つとっても初めての体験で一筋縄には行かず、何度凹まされたことやら。一体何度自分はこの世界に向いていないのかも…って考えたことやら。(笑)

              でも一連のプロセスを通していっぱい学びました。アブストやプロシーディングの締め切りは延びる!!そしてアブストやプロシーディングの内容は当日の発表と変わっていてもどうってことない。だから、アブスト・プロシーディング提出のときに「これ!」といった結果がでてなくてもあまり気にしなくてもいいっぽい。結果が出ていなくてもアブスト・プロシーディングはでかく出ていた方が(アピールした方が)いいみたい。

              それから、アブスト・プロシーディング・ポスターではまず入れる図の構成から決めるということを学びました。つまり、図が骨格で、文の内容は肉です。先生やそのフィールドのプロは、図を見ただけで文を読まなくても何が言えるかわかるから兎に角図がしっかりしていることが大事みたいです。あと当たり前だけど、自分が文を書く際に自分がよくわからないところ・ぐちゃぐちゃしてて複雑だなぁ…って思ってるところは当然相手にも伝わりません。書くからには自分がよく理解してからだと感じました。また、私が英文を書く時の悪い癖もみつけました。カンマ(、)の位置が常に適切な場所にない…ということ。今後気をつけなきゃ。

              一番学んだことは「こつこつ」です。私はすぐ結果につながったり、その日のうちに一辺に理解できるようになったりする方が好きなんですが、この思考の仕方だと自分がもたないと感じました。Step by step, bit by bit, one at a time, take my time….こうやってコツコツ実験・勉強していった方がミスもすくなくなるし、よく覚えてられるし、精神・肉体的疲労が少なくて済むと気づかされました。(今更だけど)

              こうして迎えたポスター発表当日。緊張?そこまでしなかった。え?定量的にって?うーん…好きな人に告白するときの緊張を100とすると、35くらい。でも決して「逃げたい!!」っていう緊張ではなかった。何が待ってるんだろう!?っていう緊張感かな。

              まずは自分のポスターの前で記念写真とってもらって…そうこうしているうちに一人きた。じ~って見てるから、練習の通り、声かけて、自分の研究の内容を頭から説明し始めた。けど、あまりにも長すぎて明らかにその相手の顔が曇ってきてるのがわかる。それを見てる自分もだんだん発表に自信がなくなってきて「早く終わりたい」って焦ってくる。そのうちその人はしびれを切らしたのかその人は私が結論を言う前に私のポスターに目を通して

「つまりこういう結果が出たのね。」

って言われちゃった。でも、決して怒ってる様子ではなく、ちゃんと聞いててくれて、最後にはちゃんと説明してくれてありがとう!って言ってにこにこしてくれたから良かったけど・・・

~ん…明らかにこのやり方ではまずい…

と思いその次来た人からは方法を変えました。基本的には来てくれたらそく満面の笑みで挨拶するスタイルは変えないけど、挨拶のあとすぐ

“If you have any questions, please feel free to ask me!!”

って言って「私がこのポスターの主よ~!!なんでも聞いてねぇぇ!」ってアピっとく。その後はしばらくその人に自由にポスター眺めてもらい、そのまま質問がでてきたら答えて、裏話して…って展開するけど、もし質問が出てこないようでずっと見つめているようなら、自分から「今回はここが一番の成果なんですよ~!!」って結論を教える。そうするとたいてい相手は「なんで??」って言うから自分の研究の背景を話すことになる。相手から一回質問を引き出すとあとは連鎖的に質問してくれるからうまくいくと気づきました。

              だんだん乗ってくると、一人に質問してもらって説明している間に、他の人はポスターを眺めててもらうという流れが出てきて、その光景を遠くから見てる人は「なんだなんだ?人がいっぱいいるぞ…」ってなって人がもっとやってくる。兎に角来てくれた人には説明している途中でもすぐ挨拶する。スタバのバイトで習得した3秒ルールの技術。そうするとその人たちは自分が質問できる番までちゃんと待っててくれる。一人、

“Lots of people!! I was really waiting for my turn!!! Ahh, and finally, it’s my turn!”

って言ってくれたときはすごいうれしかったもん。

             

              もちろんSもやってきました。「あぁ、どうせくだらない結果とか思われるんだろうなぁ…」って思ってると、Sはしばらくポスターをみつめたあとどっか行ってしまいました。「やっぱり。」と思っても、その時質問を受けていた人に集中しました。ところがしばらくするとSは再びディレクター(89日参照)と戻ってきて何やらゴショゴショ話してます。全然何言ってるか聞こえなかったけど。またSはその後消えてしまいました。

「どうせディレクターにほら、くだらない結果だったよ、って報告したんだろう。」って思ったけどしばらくするとまた再びSが現れました。今度は見知らぬおじさんと一緒に。そこでその日はじめてSと話しました。どうやら、私の幾つかの結果のうち、二つの結果にものすごく感動してくれたっぽく、自分の研究室の人たちに報告しまくってたっぽいです。

“This is so cool!! I really like this one (result).”

あのSが誉めた!でも超うれしかったです。私もSの初日のプレゼンに賛辞の言葉を贈りました。その後もSは自分の友達を連れてきて私の結果をうれしそうに説明してました。最後は、nice meeting you! と握手を交わし、Sは去って行きました。国境を越えた良きライバル。自分の研究へのモチベーションがますますアップします。またいつか会えると信じています。

90分のポスターセッションだったけど、気づくと周りのポスターの人たちは自分のポスターを撤去しているのに自分のところにはまだ質問をしにくる人がいました。最初は早く終わってくれ~って思ってたけど、乗り初めるとあっという間に時間が過ぎ、え?もう?ってな感じでした。感想としては、素直にめっちゃ楽しかったです。すごいいい思い出になりました。

              ポスターセッションの後研究室のみんなで記念写真。その後に飲んだジュースは本当うまかったなぁ。

8月9日…

この日は助手さんのポスター発表の日。結局うちの研究室の私を除く人たちは前半で発表終えちゃって、なんだかいつまでたっても心のもやもやが取れないままでした。朝はトロント大学の近くにあったスタバに行って院試の勉強してました。めちゃめちゃかっこいいスタバの店員さんがいて、それこそ帰る日まで通いつめようと思ったけど、結局この日がそのスタバに行くのは最後でした(笑)。お昼は珍しいベーグルを食べたんだけど…(pumpernickelがベーグルでfillinglox?なんかsalmon風味のクリームチーズみたいな)やはりこれも半端なくげろマズでした。

早めに学会会場についたけど、まだ助手さんいなかったから他の人たちのポスターを見てました。見栄えのするポスターには人が群がっています。イメージ的になんとなくポスターを眺めていたら発表者は声かけてくれるのかなぁ…なんて思って待ってたりもしてましたが、それは間違いだったみたいです。それでも、自分から聞くのはなんだか恥ずかしいし、知識もないから聞くのはかえってその発表者に対して失礼かなぁ・・・。といろいろ不安がよぎりました。けどここで後ずさりしたままだったら何も始まらないと思い、あんまりよくわからない研究のポスターだったけど勇気をふりしぼって発表者に声かけてみました。

Hi! Could you please tell me about your study??

(こんにちは!あなたの研究について教えていただけませんか?)

その時です。一生忘れません。

Oh, sure, sure! Come on!

(もちろん、もちろん!こちらへいらっしゃい!)

と言いながら微妙にその人までの距離がその時まで遠かったんだけど、その人は手で私を丁寧に招くようにして自分の研究内容を説明し始めました。うあぁ、なんてこの人温かいひとなんだろう!?って感動してしまいました。けどやっぱり研究内容わからない。そこで

I’m sorry but I don’t know much about…

(すみません、私あまり詳しく…)

って言ったら

You are not familiar?

(詳しく知らないわけね?)

って言ってくれて、すごい細かいデータの説明じゃなくてその研究の背景とか応用への話から始めてくれて、今回でた結果がどこに活かせるのかやさしく教えてくれた。その人がたまたまそうだったのかと言えばそうじゃなくて、その後聞いた人たちみんなにこにこしながら丁寧に教えてくれたし、知識がないことを馬鹿にするようなことは全然なかった。

そんな感じで色んなポスターを見てるとまたもや自分と似た研究のポスターが…。「お、これならなんかちゃんとした質問できるかも~♪」と思ってざっと目を通したあとにそのポスター発表者に質問をしました。やっぱり丁寧だなぁ…って思ってたら横から、

Don’t believe what he says!!!!

(彼が言ってること信じちゃだめ!!)

って誰だよ!?とそいつを見るとなんと・・・そこにはSがにやにやしながら立っていました。(昨日のブログ参照)はっ、もしかして似たような研究ってこたぁ、この人たち同じ研究室なのか!?と思って所属を見るとBINGO! 

話を聞くと、そのポスター発表者はSのディレクターらしい(研究のめんどうを見てくれる人)。

So, you are the one that you told me about yesterday.

(あぁ、彼女(私)なんだね、昨日君(S)が僕に教えてくれた子は)

おい、さっそく先輩に報告してたのか!?って思いました。

そんなわけで、研究テーマでまた話が盛り上がりました。(もっぱら私は英語ベラベラ話せないんで聞き手に回っていたけど…とほほ)この時もやっぱりSは「自分たちの研究はすごいんだぞ」オーラを私に送っていました。ただし今回はディレクターのかげに隠れるようにして。(笑)おもしろかったです、その感じが。

ところで、この日の助手さんの発表ですが、大盛況の発表でした。遠くから見てても人が沢山いて、通路がふさがれてる感じだったし。さすがです。

また、助手さんの紹介で韓国人の新しいお友達ができました。L君です。彼は学年一つ下で今回は彼の先輩2人の共同研究者として参加していました。マスターを卒業したら今つきあってる彼女と結婚してアメリカか日本へ留学したいそうです。私がドクター進んでまた国際学会参加したらまたL君に再会できるんだと思うと今から結構楽しみです

8月10日…

              この日は学会主催のナイアガラ滝ツアーでした。ちょっと焦ったのが、ツアー料金が学生の学会参加費に含まれてなくて(含まれていると思ってた)、しっかり受付でツアー料金75ドル(高い!!!)徴収されました。当然ながらバンケット(学会の締めくくりに晩餐会みたいなのがある)代も学生の学会参加費には含まれていなくてこちらは120ドルであまりにも高かったため、学生同士で相談して参加するのはやめました。残念だったけど、もうちょっと大人(ヒエラルキーがわかってから)になってからでいいやぁってね。

              あれだけ大人数だったからバスも十数台で。あいにく途中から雨が降ってきちゃって、ナイアガラ滝の近くまで行くMaid of the Mistという船に乗ってるときは雨で濡れているんだか、滝のしぶきで濡れているんだか区別がつかないくらい雨が豪快に降ってました。私の勝手な解釈にすぎませんが、おそらくあの雨は天国でおばぁちゃんがうれし泣きして降ってきたのだと。(でも結構このパターン多し。この前の墓参りも大雪だったし)ずっと心の奥にしまってたナイアガラ滝の記憶と、今回学会で行ったナイアガラ滝を比較しても自然の雄大さ・威力への感動は変わりませんでした。すごいなぁ。の一言です。ただ、成長した今回は、色んな角度から滝を見ようとしていたのは事実です。どうしてあんなきれいなエメラルドグリーン色の滝になるんだろう?水の量はどうやって調節しているんだろう?どうして音がこんなにも静かなんだろう?滝つぼの深さはどれくらいだろう?水の流速は・・・??

そう言えば16年前、滝の近くで虹を見ることができたけど…今回は雨も降ってるし、残念だけど無理っぽい。って思いながらみんなで早めの夕飯をデニーズに食べに行きました。

そこのデニーズの料理は何がすごいって、これは4人前!?みたいな料理が出てきました。

私は野菜に飢えていたので、野菜オムレツっちゅうのを頼んだんですが、味はまぁまぁだとしても、量がやばかったです。これは卵12個くらい使ってるんじゃないの!?ってくらい。当然残しました。しかし、量に値段は比例してたみたいで、しかも観光地ってこともあっったし、3人でデニーズ行って9千円近くかかりました。あり得ない。デニーズの近くに大橋キョセンショップ(OKショップ)があって、みんなで興味本位で入ってみました。フツーのお土産やでした。他の2人は大橋キョセングッズを売ってること期待してたみたいだけど。

もう、バスに戻る時間がちかづいてきたので、最後にナイアガラ滝をもう一度見てから帰ることにしました。もうそのころには雨が止んで、空も少し明るくなっていたので、もしや!と思って滝を見てみると…

虹が!!!!!!!!!!!

しかも生まれて初めて完璧なアーチになってる虹を見ました。デジカメで一生懸命とったけど、全部はとれない。あまりにもキレイなんで3人ともすごい興奮してしまいました。また私の勝手な解釈ですが、天国のおばぁちゃんが私にプレゼントしてくれたのではないかと思っています。学会頑張れ!!って。そう思うと涙がじわっとでてきました。

16年前、ツアコンのお姉さんが

「ナイアガラ滝の虹を見ると願い事が叶うんですよ」

みたいなこと言ってた。この日までずーっとそれを信じてたから虹がみたかったんだよね。あのとき自分が何をお願いしたかよく覚えていないけど、今回はしっかりお願いしてきた。

内容は秘密。

実は次の日が私のポスター発表だったんですが、成功する気がしたし、絶対成功させる!ってその虹に誓いました。

トロントの学会から戻ってまいりました!!てか日曜日になんだけど。(笑)

今は夏最後の修羅場、博士課程後期入学試験に向けてトロントの思いでにふけりながら本腰モードです。

さて、初海外の学会のために8月6日から8月13(14)日の間トロント(カナダ)へ行っていました。

8月6日…出発の日。飛行機の中で12時間、エコノミー症候群にかかる心配してたけど、案外早く過ぎちゃった。飛行機の中で院試の勉強しようと思ったけど、仲間とトランプしたり、雑誌読んだりしてたら全然できなかった。みんなテンション高かったなぁ。トランジットして次に乗った飛行機はめっちゃ小さくてびっくりしたけど、フライトアテンダントはすごいかわいかったなぁ。トロントについて初日早々中華料理食べに行きました。餃子はおいしかったんだけど、ワンタンメンはげろマズでした。宿はトロント大学の寮だったんだけど、なかなかキレイ!(except 風呂場)風呂場に関しては弟のアドバイス聞いて本当ビーサン持ってって良かった。

8月7日…学会自体は8日から始まるので、この日は観光に当てました。CNタワーにイートンセンター。前にも書いたけど、私自身はトロント2度目です。小学校2年のときに家族と行きました。大好きだった故おばぁちゃんも一緒でした。でも記憶にあるのはCNタワーとナイアガラの一部で、そういう意味でも大人になって改めてトロント・ナイアガラを訪れるのは大変意義のあることでした。CNタワー(世界一高いところに展望台があるタワー)のグラスフロア(下がガラスの床)は怖かったです。最初上を歩くの躊躇したけど、最後は寝そべってきました。(笑)昔はすごい怖がったような。イートンセンターは大型ショッピングモールです。「ららぽーとと同じじゃん」って先輩は言ってたけど、そんなのと比較してほしくなかったです。確かにお店がいっぱいあってららぽーとと似ているけど、規模も雰囲気も全く違います。こっちの方が全然エキサイティングだと断言できます。物価は日本とあまりかわらない気がしました。

8月8日…学会初日。仲間2人のぽすたーセッションの日。まずはプレナリーのプレゼン聞きに行ったんだけど、まじスケール違う(この前6月の学会と比較すると)。ホテルの中にあるでっか~~~い会場に何百人っていて、スクリーンもでっかいのが2つあって、プレゼンテイターが大統領演説みたいな壇に上がって発表してるの。それは最初だったからみたいで、その後は部屋を3つにしきって各部屋でオーラルのプレゼンやってた。それでもまだ各部屋大きい。そう言えば誰かのオーラルの途中、突然警報みたいなのが鳴り出すから、

「さすが、これだけ規模がでかくなると、時間知らせるチャイム(ほら、発表のときって時間決まってるから発表時間に応じてベルみたいなの何回か鳴らすでしょう?)もこっちだと警報級になるのか・・・」

なんて思ってたら急にプレゼンテイターが

「私なんか悪いこと言ったのかな…」

って言うから、え!??本当に火災報知機警報が鳴ってるんだ!!!ってことになって、全員ホテルから外へ避難。結局はボヤ程度だったらしいんだけど、一時は学会があって人が沢山集まるからテロかなんかに遭って、学会なくなるんじゃないかと思ったよ。もしテロで避難間に合わなかったらぷらずまプロセスやってる人たちはほとんどいなくなってしまうね!なんて仲間と冗談言ってたけど、本当にそうじゃなくてよかった。

自分と同じくらいの子がオーラルで自分と同じような研究テーマで、自分と同じようなパワポテンプレート(私の中間発表の。自作だったから余計びっくり)で発表してました。ライバル発見。でもすごいすばらしい発表でした。

午後、いよいよ仲間のポスターセッション。二人とも立派に説明してたし、質疑応答してたし。いっぱいいっぱい人聞きに来てた!!終わったあとは超晴れ晴れした顔してて、めっちゃいいなぁ…って思いました。果たして自分のときはうまくいくのかなぁ、なんて心配もしてしまいました。

途中、前述の似たような研究していた子(以下S)をつかまえて、色々話聞きました。そこで初めてSが自分と同じ年だと知り、びびりました。しかも「僕たちの結果の方がめっちゃすごいんだ」オーラを放っていて余計に自分の発表を心配してしまった(焦)

今日はここまで。勉強しなきゃ。つづく

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