最近朝テレビをつけるとこのいじめ問題ばっか取り上げられている。
いじめねぇ・・・。
私も小学校6年のときにアメリカから帰国して2年くらいはいじめられてたし、高校のときは逆にいじめたりもした。
今となっちゃぁ、なぁんでそんなことで??なんて思うんだけどね。
帰国したての頃は別にアメリカかぶれだったわけでもないのに(帰国する前からさんざん親に、日本で「アメリカでは」という言い方は絶対するな!と教え込まれていたので)、
「発音いいからって調子のってんじゃね~、日本語しゃべれ。」
とか
「海老の尻尾残してやがる。アメリカきどってんじゃね~よ。」
とか、劇では有無も言わさず死人の役をやらされそうになったり、集団無視、集団リンチ(暴行は加えられてはいないけど)なんてこともあったなぁ。
おまけに先生まで英語の授業では順番に答えさせておきながら私のところにくるとすっ飛ばす(中2ね。中1の英語の先生はすごい◎)。中1の担任なんか文化祭の準備のとき人間関係がうまくいってなくて参加するのが嫌だからさぼって家帰ってきたら電話で人格否定してきたし。
意識はしてなかったけど確かに私も悪いところあったかもしれない。それに自意識過剰だったかもしれない。本当は向こうは全然悪気なかったのかもしれない。けど、当時は自分を守るのに手いっぱいで悪いところを探して直すよりも殻に閉じこもるのがやっとだったし。不当な扱いをうける度、自分を哀れむしかなかった。
それでも自殺しようとは思わなかったなぁ。
たぶん、自分を認めてくれて、活躍できる世界があるってわかってたから。一つはアメリカにいたとき、自分には色んな国籍を持った沢山の友達がいて、先生も私を大事に思ってくれて、フルート・バレエ・ジムナスティック・水泳・パターゴルフなど沢山楽しいことできてたということ。
もう一つはそのいじめられてた頃に通っていた塾。自分に好意をよせてくれている男の子がいるっていうことや数学の先生が必死になってお馬鹿な私に教えてくれてたのもうれしかったけど(笑)一番助けになったのが英語の先生の言葉。学校で発音のことを言われて必死にみんなみたいな発音に直そうとしてたら
「オマエの持ってる英語の発音をずっと大事にしろ!!日本語発音にしたら駄目だっ!」
って言ってくれて。本当今でも感謝してます。元ENA宮前平校の今井先生。今頃どうされているんでしょう。
そう、認められる世界が自分にはあるってわかってたから自虐的にはならなかったんだと思う。今の子たちが自殺してっちゃうのは自分が認められるところはどこにもなくて希望もなくなってしまうからかな。よくテレビのレポーターが
「もう少し待てば必ず人生は開けるから自殺しないで!」
っていうけど、待つことによってどんどん自分の世界が広がって自分が希望を持てる世界が見つかるからでしょう?待つなんて長すぎるよ。あの子やばそう!って気づいたらできるだけ早く周りの人はそのこを学校休ませて学校以外の世界沢山見せてあげるべきだと思う。
小さいときからいろんな世界見させてあげるのが一番だと思うけど。
さて。じゃどうしていじめられる苦しさを知っている私がいじめる側にまわったかというと、せっかくいじめから逃れられたのにまたターゲットになるのはごめんだったから。
高校のキリスト教概論の授業で先生が言ってたのは
「一番手っ取り早く人と仲良くなる方法は他の人の悪口をいうこと。」
まさにそれをしていたわけで・・・。中学のときにいじめられた反動だと思う。結局大学に行ってもしばらくそれは治らなかった。自分でもそれが嫌になった。だってそれなりにつけが来るんだもん。本当の友情を育むことができないという。それから卒業できたのが学部4年で研究室配属できた頃からかな。私が新しく知り合った人たちが本当に良かったんだと思う。
話発散しそうだからまとめます。私の考えでは、世界を広く知っていればいじめられ自殺なんかしないで済むということ。それでもいじめは何らかしらそのこの後の人生に爪あとを残すってこと。
以上。
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